続・パーソナルカラーで自分の魅力を認めてあげよう。

さて、前回は自信がなかった、子供の頃のお話をさせて頂きました。

大人になってパーソナルカラーを知ってからも
相変わらず、自分を好きになれない日々は続いていました。
が、あることをきっかけに、考えが変わったのです。

それは、あるメイクスクールに通っていた時の事でした。
そのスクールでは、「ピンク色の頬をした、抜けるように白い肌」が美しい。
と、はっきりとした美の基準を設けていました。
そう、それは私が子供のころから憧れていた美人の要素!
長年の憧れが手に入るかも~♡と喜び勇んで参加しました。

「貴女の肌は、黄みが強くくすんで見えるから、たくさんピンクで補正しましょう」
そういわれ、パールピンクのコントロールカラーに白く明るいファンデーション。
チークは華やかなローズピンク。
何層にも塗り重ねて、完璧なまでに整った美白肌が完成しました。

が、鏡に映った自分をみて愕然とします。
確かにピンク肌に整っているけれど、
そこにいたのはまったく血色がない、
自分らしさの欠片もない、青白い顔でした。

受講生はみんな同じ顔に仕上がっています。
このメイクで素敵に変身している人もいるけど
メイク前のほうが明らかに良かった。そんな印象の人もたくさんいらっしゃいます。

その時、実感したんです。
美しさの基準って、1つじゃない!って。

いま思えば、ブルーベースさんならばそのメイクで似合われたでしょう。
でも、イエローベースの私には、自分の持ち味を全部消し去ってしまうようなメイクでした。

確かに私の肌は黄色いけど、オレンジやブラウンをつけると
とても艶やかな印象になって悪くない。

血色があまりよくない肌のせいで、フレッシュな印象には見えないけど、
陶器みたいなマットな肌質感は、大人っぽいメイクが似合っていいかも。
そんな風に思えたんです。

桜には桜の、梅には梅の美しさがある。
まさに桜梅桃李。

パーソナルカラーって自分の個性、魅力がどんな持ち味であるのか
それを示してくれるものなんだ!

そう分かった瞬間、自分の肌色と似合う色をす~っと受け入れる事が出来ました。

私が診断をさせていただく時、似合う色だけでなく
意識してその方の魅力、持ち味をお伝えしております。

それは、診断をきっかけに、自分だけの美しさに気付いて頂き
もっと、もっと、ご自分の事を大好きになって欲しいから。

貴女の一番のファンは貴女であって欲しい。
そう心から願っています。

自分の魅力に自信が持てない。
そんな貴女、ぜひ診断をうけてみてくださいね。
きっと、ご自分のことを今よりもっと、大好きになれますよ。

白いバラ

(2016年10月25日)


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