パーソナルカラー診断 良いサロンを見分けるポイントは?
ずっとパーソナルカラー診断を受けたいと思っているのですが、
誤診などの噂も聞き、正直どのサロンを選んだらいいのか分かりません。
良いサロンを見分けるポイントのようなものはありますか?
こんなご質問をいただきました。
良いサロンの定義が難しいところではありますが、今回は「より正確な診断が可能」という点に絞ってお答えしたいと思います。
これはかなり重要です。
色とは光そのものであります。
どのような光の色で見るかによって、物体の色は全く違ったものとなって見えるのです。
また、正しく色を見る為にはある程度の明るさ(光量)が必要となります。
アナリストは経験から、暗い部屋でも診断できる技術があるかもしれませんが、
初めてドレーピングを経験するお客様は、ある程度の明るさがないと顔映りの変化をご自身で感じにくいです。
自分の目で実感できない診断は、必ずその後、不安や迷いにつながります。
窓がない部屋や、暗い部屋での診断はおすすめしません。
こちらもポイント1と同じく、光の大切さですね。
パーソナルカラー診断に適した環境は、北窓からの間接光で正午を挟んだ2〜3時間程度と言われています。
朝は青い光、夕刻には赤い光と、1日のうちでも光の色は刻々と変化しているためです。
ですが、必しもこの正午を挟んだ2時間なら良いか言うと、そうでもありません。
曇りや雨の日は1日を通して青白い光が差し込みますし、診断する部屋の外にグレーのビルなどがあれば、その色が室内に反射して常に青っぽい光での診断となります。
また、お仕事をされている方など、実際にお昼に診断をすることが難しい方もたくさんいらっしゃると思います。
そのような要素に対して、何かしら対策をしているかどうかは、サロン選びでの大きなポイントであると言えます。
具体的には
・正しい色が判別できる補助照明を使っているかどうか
・自然光の色が悪い場合には、きちんと遮光して診断できるようになっているか
などですね。
当サロンでは、夜間や雨の日に備えて、正確な色を再現できる専用アシストライトを使用しております。
ムーディーな赤い照明や、青白い蛍光灯などは避けたいところです。
これは基本中の基本です。
メイクをしての診断は、実際の肌色よりもよ鮮やかさが上がって見えます。
またベースメイクによっては、本来の肌色と異なった肌に見える為です。
4シーズンでの診断もやはりメイクオフが望ましいのですが、
16タイプくらい細かい診断となれば、メイクの強さや色が診断に与える影響は大きいです。
面倒くさがらず、 メイクオフをしてくれるサロンを選びましょう。
心配な場合はノーメイクで行くと良いです。
診断時、髪色が視界に入らないよう、なるべくコンパクトにまとめているかどうかも大切なポイントです。
スタイリングが崩れてしまって本当に申し訳ないのですが、レネットではおでこを全開にさせて頂いております。
髪が長い方は、後ろでまとめ結んでいただきます。
これはカラーリングの有る無しに関わらずです。
本来の似合う色調とその方の髪色に差がある場合、たとえ似合う色を当てても、髪色が邪魔をして似合っているように見えないという現象を防止するために大切な処置です。
その他にも細かなポイントはたくさんありますが、
上記の4つは特に診断への影響力が強いと感じております。
冒頭でも申し上げた通り、色とは光や環境で全く違う見え方をするものです。
どんなに腕のあるアナリストでも環境が不安定な場合は、正確性に欠ける診断になってしまうでしょう。
その腕前を事前に知ることは難しいとしても、やはり上記の点に気を使っている方の仕事は丁寧であると感じますし、診断の正確性も上がります。
気になる方は、お申し込み前にアナリストさんに質問して見るといいですよ。
メールのやり取りでも、人柄や相性って感じるものですから。