人の印象は何で決まるのか
よく投げかけてもらえる褒め言葉から、自分がどんな風に人に見られているのか、ある程度予想ができますよね。
例えば、「かわいい」と言われる方は、若々しくキュートな印象。
「しっかりしている」と言われる方は、大人っぽく落ち着いた印象。
さて、この印象って、あなたのどこが人に与えているのか考えたことありますか。
顔タイプ診断®︎のように、外見の印象を分析する診断を受けると、人にどのような印象にみられやすいお顔かがわかります。
ですが、中には診断で導かれるタイプと、人から見られる印象にどうも開きがあるという方もいらっしゃるかと思います。
そこで今日は、人の印象は何で決まるのかお話ししましょう。
メラビアンの法則は、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンが1970年代に検証実験をし、提唱した、非言語コミュニケーションの重要性を説く法則です。
人がコミュニケーションをする上で、話し手が聞き手に対して与える影響力は、話す内容などの「言語情報」が7%、声のトーンや話す速度、声の大きさなどの「聴覚情報」が38%、見た目・仕草・表情・動作などの「視覚情報」が55%との割合で影響しており、言語以外の要素が人に与える印象の重要性を説いています。
骨格や顔タイプを言った診断を受けたいと思う方は、3つの情報のうち、「視覚情報」の重要性に気付いていらっしゃると思います。
が、残りの2つ、「聴覚情報」「言語情報」を意識してコントロールしている方は少ないのではないでしょうか。
主に、顔の印象と人に見られる印象が異なるという方は、この3つの要素がバラバラの方向に向かっている可能性があります。
例えばお顔が藤田ニコルちゃんなのに、話し方が小池栄子さんみたいにシャープでハキハキしてたら?
お顔ほど甘くかわいい印象には見られないでしょう。
人からこんな風に見られたい!というイメージがある人ほど、この3つの要素を意識的に揃えていくことが大切です。
では顔立ち以外で印象を左右するのは、どのような要素があるのかご紹介しますね。
■声が低い→見た目よりも男性的で落ち着いた印象になる。
■声が高い→女性的で可愛らしい印象になる
■早口で話す→活発で若々しい
■ゆっくり話す→大人っぽく静かな印象
■表情がよく動く→好奇心旺盛で活発な印象
■表情が変わりにくい→静かでおとなしいか、クールな印象
■まばたきが多い→女性らしくか弱い印象
■まばたきが少ない→男性的で強く見られやすい
■キビキビ直線的な動き→男性的でかっこいい印象
■ゆっくり曲線的な動き→女性的で優しい印象
いかがでしょうか。
あなたは顔の印象とその他の印象のバランスが取れていましたか?
これは、必ずしも一致していなければいけないという事ではありません。
見た目と裏腹に話して見たら全然印象が変わった、というのも良い方向に働けばいわゆるギャップ萌えになりますよね。
「私はこういう人である」一瞬で伝える必要がある政治家や芸能人などは
これらの要素を巧みにコントロールし、印象のセルフプロデュースをしている方が多いですね。
顔以外の情報も味方につけ、理想の印象を作って見てください。