メンズメイク、はじめました
ここ最近、どんどん注目されてきているジャンルがメンズメイク。
いままでは一部の若い方の特殊なもの、と言うイメージがあったかもしれませんが、
40代、50代の方も身だしなみとして認識され始め、チャレンジしてみたいという方がとても増えてきました。
そこでレネットのメンズカラー&スタイルコースでも、いままでスキンケアレッスンだったものを、ご希望によりメイクアドバイスに変更可能と致しました。
男性のメークの基本は、メイクしていることはバレないけれども顔の印象が変わる「ステルスメイク」と呼ばれる濃さ。
実際にモデルさんにメイクした画像がこちらです。
画像左がbefore、右はステルスメイク後のお写真です。
じゃーん!!
どうですか!!!
もともと端正なお顔立ちのモデルさんですが、かっこいい度が格段にアップしていますよね!
メイクしてます感が全然ないのに立体感とパーツの存在感が感じられます。
一見、ごくごく薄く見えるこちらのメイクですが、実は、、、
ファンデーション、コンシーラー、シェーディング、ハイライト、アイブロウ、アイシャドウ、チーク、リップまでとフルメイクを施しております。
これだけ作り込んでいるのに、メイクしてる感を出さないポイントは「質感」と「色のチョイス」です。
「質感」に関しては、ツヤのあるファンデやパールの強いアイカラーなどを避け、なるべくマットに作ること。
女性に人気のクッションファンデなども、男性の場合ツヤが悪目立ちしやすい為、ハイライト代わりに部分的に使用しています。
また、アイカラーはなるべくマット系の自然なブラウンの濃淡で。
アイライナーの代わりに、締め色のアイシャドウをまつ毛の根元にしっかり入れていきます。
「色」に関しては、ずばりパーソナルカラーに合わせてチョイスしています。
いかに肌のトーンに馴染みつつ確実に血色感や立体感を出せるかは、ほぼ色選びの段階で決まってしまいます。
特にシェーディングは、パーソナルカラーに合わない色を使用すると上手く発色しないどころか、肌が汚れたように見えてしまいます。
チークやリップは色みだけでなく明度も大切。
もともとの血色となじみながらも顔が明るく見える色を選ぶには、パーソナルカラーが鍵になってきます。
美容系男性youtuberの方があげてくださっているメイク動画を真似しても、なんだかパッとしないと言うケースは、使っているコスメの色がご自分の肌トーンにあっていないケースが多いように感じます。
そしてステルスメイクは物足りない!
KPOPアイドル風のしっかりメイクをと言うバージョンがこちら。
こちらはベースはそのままに、テラコッタ系のカラーシャドウと赤系のマットリップを足しています。
しっかりとした色味で深いグラデを作ることで、カッコ良さとセクシーさの両方を感じるメイクになりました。
夜遊びやイベントなどはこれくらい華やかなメイクも素敵ですよね。
日本ではまだ「メンズメイク」と名前が付いたバレないメイクが前提ですが、これからはもっとメイクの意味が多様化していくと感じてます。
男性が赤いリップを引いてもいい。
女性だからメイクがマナーという謎のルールに無理に合わせる必要もない。
80歳でラメメイクやカラコンしていたって素敵!
自分らしさを表現する手段として、ジェンダーや年齢に縛られないメイクがこの先どんどん広がっていくと楽しいですよね。