顔タイプと骨格診断、どちらが重要?
顔タイプ診断®︎、骨格診断など複数の診断を受け、それぞれ似合うとされるものがバラバラで悩んでいる人は多いと思います。
骨格・顔タイプ両方やっているサロンのブログを見ると、顔タイプを優先する、という先生が多いようですが、岡さんは骨格診断、顔タイプ、どちらを優先して勧める、などお考えはありますか?
こんな質問を頂きました。
レネットにご来店くださる方の中でも、この2つの診断の擦り合わせに悩まれご相談くださる方が、最近増えているように感じます。
結論から申し上げると、骨格、顔、どちらも重要であると考えております。
骨格、顔、ボディカラー全てをひっくるめて「その方」でありますので、どれも軽視できないのです。
また、その方のお悩みや最終的なゴールによって、どの診断を重要とするかは異なりますし、影響力の強さも異なります。
ですから、顔タイプが骨格より重要と簡単に言えるものではないと感じております。
実際、顔タイプにおいては、骨格(体格)や肌の色の影響で、数値と実際に似合う物に差が生じる事が多々あります。
例えば、体格がしっかりしていたり、似合う色が濃い方は、全身でみた場合、顔だけの印象よりもハードな雰囲気によって見えるといった具合です。
私自身、10代から60代まで様々な世代を拝見して感じている事としては、
スタイルの崩れがまだない20代までは、顔にあわせることで、その方の持ち味を生かしたスタイリングをすることができます。
が、30代後半以降はどうしても骨格別にカバーしたい部分が顕著に現れるようになり、服を着る上でのスタイルアップはとても重要な課題であると感じます。
洋服は体で着るものであり、どんなに顔にあっていても、ボディラインにあっていない場合どうしてもコンプレックスを強調してしまう結果になりかねないです。
クライアントのお悩みが
「似合うファッションの雰囲気を知りたい」なのか
「コンプレックスをカバーしてスタイルアップして見せたい」なのか、明確にすることがポイントとなってきます。
最終的に診断を受けられる方には、骨格、顔、パーソナルカラーのバランスの取り方までを理解していただくことが、とても大切であると思っています。
それはつまり、顔タイプ、骨格診断の両方を扱うアナリストには、顔だけ、体だけではなく、トータルで見た場合にその方に最もフィットする着地点を見出す能力が必要になってくるということです。
正しく、その方に必要な要素がみえている場合、3つの診断内容全てにおいて矛盾がないはずです。
そう言った意味では、骨格、カラー、顔タイプを同じアナリストに見てもらう事が、落とし所を決める意味でとても大切ですね。