イエローベースとブルーベース、自己診断での見分け方のコツは?
パーソナルカラーに興味があるけれども、プロの診断を受けるのはちょっとハードルが高いし。
なんとか、自分で見分ける方法はない?
こんな質問をされる事が良くあります。
確かに、自己診断でベースカラーがわかればコスメ選びもぐっと楽になるし、便利ですよね。
ただこの問題、結論から言って、ドレープ診断をせずに確実な答えを導き出すことは難しい。
私はそう考えます。
なぜならば、パーソナルカラーは見た目の肌色とイコールではない事が多々あるからです。
一般的に黄みを帯びた肌がイエローベースで、ピンクみを帯びた肌はブルーベース。
そんなイメ―ジが根付いているようですが、これ、まったくの誤解です。
正確は、
〇イエローベースは、お肌に黄みを足すと、血色が出て健康的に見える肌
〇ブルーベースは、お肌に青みを足すと、透明感が出てすっきりと見える肌
と考えます。
ですから、それらの色を足してどう見えるのかを、実際に診断のドレープを当て、確認してみる他に答えの出しようがないのです。
私は今までに約2000人の方を診断してきましたが、
見た目にピンクっぽい肌色でブルーベースに見えるのけど、ブルーベースの色を当てると顔色が蒼ざめて似合わない。
見た目に黄色い肌でイエローべースに見えるけど、イエローベースの色を当てるとお肌がもっと黄ばんで似合わない。
そんな方にしばしばお目にかかってきました。
このタイプの方は、自己診断で出たパーソナルカラータイプが実は一番苦手な色だった!
と言う、恐ろしい結果に陥っていることも多いです。
綺麗になる為にパーソナルカラーを取り入れたかったのに、逆に印象が悪くなっているなんて、
そんな悲しい事、ないですよね…
雑誌の付録でカラーカードが付いていて、それを手や顔に当てると言ったパーソナルカラーテストもありますが、
正直、サイズの小さな紙で、肌色の変化を見極める事はかなり難しいと思います。
それでも、どうしても自分でベースカラーを見分けたい!そう思う方に、
これなら比較的正しくベースカラーが見極められるかも。と言う方法をご紹介します。
それはリップカラーテストです。
これは、プロのカラーリストも診断結果に間違いがないか確認する為のテストで、
色の効果で肌色がキレイに見えているのか、それともくすんで見えるのか、自分の目で認識できます。
まず、ドラッグストアーやセルフのお店など、沢山のリップを自由に試せるお店で行って下さい。
・イエローベースの方に比較的似合うリップカラー=コーラルピンク、オレンジ
・ブルーベースの方に比較的似合うリップカラー=青みピンク、ローズピンク
上記の色を実際に塗ってテストしてみます。
シアーな質感のリップでは、違いが分かり難い為、しっかり発色する物でテストしてください。
より顔色になじみ、肌がムラなく綺麗に見えるグループがベースカラーである可能性大です。
逆に、塗っても塗っても綺麗に発色しない、色が浮いたように悪目立ちする、などは似合わないベースの可能性が高いです。
さらに、チークカラーも合わせて塗ってみるとより確実に似合う、似合わないが確認しやすいです。
チークカラー参考記事⇒ヴィセ フォギーオンチークスをパーソナルカラーでご紹介
ただこのテスト方法も、そもそも肌色がキレイに見えている状態が分からない、という事もありえますね。
特にブール―ベースの色は、一見肌色が白く見えるので(それが蒼ざめているとしても)
肌が明るくなったと思ってしまう方も多いです。
そう考えると、やはり信頼できるプロの方に、正確な診断を依頼する事が確実かな。って思います。
間違った色選びで素敵になるつもりが逆効果だった(´;ω;`)なんてことになるくらいなら
ぜひ、パーソナルカラー診断をプロに任せてみてください。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Instagram、ひっそりとやっています。
パーソナルスタイリストのおすすめアイテムなどタイムリーな情報、
おしゃれのコツなどを発信中!
フォローお待ちしています(^^)/
Instagramアカウント→レネットカラー&スタイル 岡未来